DIYの円形テーブルの作り方をご紹介します。
160cmの天板のダイニングテーブルの制作です。
うちの7人家族もゆったり座れる7〜8人用のテーブルです。
特に特別な技術や工具も必要なく、作れます。
ぜひ、試してみてください。
円形テーブル(160cmの天板)
完成した円形ダイニングテーブルはこちらです。
天板が直径160cm、板の厚さは2.5cmです。
テーブルの高さは、70cmです。
高さは、これまで使っていたカリモク60のダイニングテーブルの高さに合わせました。
脚は、こんな形です。
ホームセンターで購入した金具付きの4本脚(角材 7cm×7cm)を付けましたが、多少グラグラしたので、以下のテーブルを参考に補強の角材を付け足しました。(外側に引っ張ったので隙間ができてしまっています。)
(Source: IKEA)
このIKEAの円形テーブル(モールビロンガ)は、天板が直径145cmで129,990円です。
大きな天板の円形テーブルは高価で、160cmは特注になってしまうため、DIYで作ることにしました。
円形テーブルの材料と費用
近くのホームセンターで以下を購入しました。
- 杉フリーボード 182cm×60cm 3枚 5918円×3= 17,754円
- パイン角脚(金具付き)7cm×7cm×67.5cm 4本 1,958円×4= 7,832円
- 杉KD 7cm×7cm×182cm 2本 1,298円×2= 2,596円
- 帯金物 白 6個 2,292円
- L型金物 白 4個 692円
- プレート グレー 1個 198円
- 木工ボンド速乾(180g)1個 305円
- ワトコオイル ナチュラル(クリア)1個 1,848円
- 刷毛 70mm 1個 470円
合計: 33,987円
(ネジと一部金具、板(SPF 89×19×1820mm)2枚は、家にあったものを活用)
天板用のフリーボード3枚と金具付きテーブル脚が高くつきましたが、テーブルを購入するよりかは遥かに安いので、これでよしとしました。
円形テーブルの作り方
作り方は以下のとおりです。
私は、木工の技術もないため、DIYはかなり大雑把にやっています。
プロではないので、使えればOKとしています。(家族が喜んでくれればOK。)
精緻な制作方法などは技術のある方の投稿など他のサイトを参考にしてください。
板を貼り合わせる
3枚の板を1つの板にするために貼り合わせます。
Youtubeなどを見ると、色々やり方がありますが、ボンドと金具で止めました。
金具をここまでつける必要があるかわ分かりませんが、板の大きさや重さがかなりあるため、頑丈にしました。
(一度部屋に置いた時のスペースを見るために直径170cm程度で大雑把にカットしています。写真はカット済みの板です。)
円を描く
160cmの長さの板を円の中心を釘などで止めて、鉛筆で書きます。
円形に切る
ジグゾーで大雑把に切った際に刃が折れてしまったので(やり方が下手だったのだと思います)、その後はノコギリで切りました。
普通のノコギリより解体用のノコギリの方が刃が円に合わせて曲がるため切りやすかったです。
慣れるとそれほど時間はかかりませんでした。(休みながらやりましたが)
脚をつける
市販の金具付きの脚を天板につけます。
脚の長さは、テーブルの高さ 70cmに合うように、ホームセンターでカットしてもらいました。
脚をつけると金具の精度のせいか、かなりグラグラしました。
カリモク60のテーブルjの脚は大きさは違いますが、脚がピタッと止まります。
金具の質と構造が違いました。
もう少し太い木(脚)がいいと思いましたが、7cm角より太い脚は倍以上の値段がしたので断念していました。
IKEAの丸テーブルを参考に、テーブル脚と同じ大きさの角材で補強していきます。
ヤスリがけする
サンダーでヤスリがけをします。
(一人でテーブルをひっくり返したところ、いきなり天板に傷をつけてしまいました。以降は、子どもに手伝ってもらいました。)
ワトコオイルを塗る
ヤスリがけが終わったら、ワトコオイルを塗り、仕上げました。
ワトコオイルは、こちらです。
(Source: WATOCO)
ワトコオイルは木の持つ美しさや味わいをより際立たせるようブレンドした、植物油(亜麻仁油)ベースのオイルフィニッシュ塗料です。小さな子供やペットにも安心です。
私の好きな『丸林さんちの手づくり家具帖』の本でも出てきて、愛用しています。
ムラなく、きれいな仕上がりになり、経年して色落ちしてまた塗ると渋い色になってかっこいいです。
まとめ
いかがでしたか?
うちは、以前から妻と二人で一度は丸テーブルにしてみたいねと話していました。
ちょうど長女の受験用にテーブルを1つ用意する必要があって、今使っているダイニングテーブル(80cm×80cmテーブル 2つ)のうち1つを使ってもらうことになり、思い切って作ってみました。
テーブルに座って、みんなの顔がよく見えるのはなかなかいいです。
(夕食時は話が錯綜して、うるさすぎるという意見もありますが・・・。)
ご自分の家族にあったダイニングテーブル、ぜひトライしてみてください。