Sand Art との出会い

私が出会ったのは南アフリカ共和国に住んだ時でした。

一番上の2年生から2歳おきに4人の子ども。

日本で外食すると、子どもたちを料理が出てくるまでの間じっとさせるのも一苦労、料理を食べ終わって座らせておくのも一苦労。まるでサバイバルゲーム!作らなくていいからうれしいものの、お店や他のお客さんに迷惑にならないように常に気を使いながら食べ、気疲れするので、外食はほとんでしませんでした。

南アフリカ共和国の生活では、毎週末、雑貨から食べ物までを売るマーケットがひらかれていました。広場にテーブルとベンチが置かれ、ソーセージやブラウニーなど好きなものを買って青空の下で食べるのが楽しみでした。

そこには毎週サンドアートのお店が出ていました。子どもたちは好きなデザインのカードを選び、誇らしげに見せてくれたり、来週はこのカードがやりたいなと楽しみにしたり、サンドアートを楽しんでいました。その間、大人は会話や食事を楽しみました。

またイタリアンレストランの中にもサンドアートのコーナーがあり、お金を払うと店員さんがついてくれて子どもたちはサンドアートを楽しんでいました。そして大人は目で子どもを見ているだけで(海外に行くと公園やカフェでママ友とおしゃべりしていてもママたちは子どもから目を離しません。誘拐の危険があるからです。)、美味しい食事と会話をゆっくりまったりと“楽しむ“ことができました。

「静かに座っていなさい」と無理なことをいうこともなく、タブレットを渡してその場からシャットアウトすることもなく、サンドアートのおかげで子どもも大人も楽しい時間を過ごすことができていたのです。

Rainbows and ArtのSand Artの魅力3つ

1、絵が苦手でもできる

あらかじめデザインが描かれた台紙の、シールをめくって、砂をかける。

基本的にはこれを繰り返すだけ。

 

2、デザインが豊富

しおり、ポストカード、マンダラ、マグネット。

よくある幼児向けのデザインではなく、子どもから大人まで楽しめるデザインが150種類。

イースターやクリスマスなどのイベント、恐竜、宇宙、世界の建築物、幾何学模様。

中でも動物は豊富で、南アフリカ共和国の自然の豊かさを感じます。

3、砂からのセラピー効果

砂は大地を削ったもの。感触はサラサラしています。

一定の速さで落ちる砂時計をじっと見る、土いじり、子どもの砂場遊びことも夢中になってしまいます。同じようにこの砂絵も普段の雑踏から切り離され、「没頭する」ことでリラクゼーション効果が得られます。

サンドアートは日本でも、レストランや美術館、ショッピングセンター、エステ、雨の日、休憩したい日など親子でハッピーな時間を過ごせるツールとして広めたいと活動中。

お家で楽しみたい方はこちらから

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