新型ワーゲンバス「I.D Buzz」7人乗りは日本でいつ発売? 価格、仕様は?

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@Volkswagen UK

日本でも人気のあるワーゲンバス。

70年の時を経て新型の電気自動車「I.D Buzz」として生まれ変わりました。

2022年5月に、ID.Buzzの先行販売をドイツ本国でスタートしました。

5人乗りの乗用仕様と3人乗りの商用バン仕様の2タイプのラインナップです。

フォルクスワーゲンは、2024年末以降にI.D Buzzを日本に導入することを正式に発表しました。

I.D Buzzのロングホイール版、7人乗り米国での導入も発表されました。

I.D Buzzの7人乗りの日本の導入時期は?価格仕様などを海外の情報をもとにお伝えします。

「I.D Buzz」の7人乗りの日本発売はいつ?価格は?

新型ワーゲンバス「I.D Buzz」の7人乗りの日本発売日

フォルクスワーゲンは、2024年末以降にI.D Buzzを日本に導入することを発表しています。

どのモデルが導入されるかの詳細情報はまだ分かっていません。

フォルクスワーゲンは、ロングホイールベースを米国に導入予定と発表しています。

今年の夏に米国モデルの発表がなされ、米国での販売は2024年です。

7人乗りとなることが予想され、またバッテリー2機を搭載する見込みです。

日本の販売開始時期2024年末には、ロングホイールの7人乗りも米国で販売されており、日本の販売開始時に7人乗り仕様も合わせて販売開始になる可能性もあると期待しています。

新型ワーゲンバス「I.D Buzz」の7人乗りの価格

米国での販売価格は、6,000ドル(約803万円)以上と言われています。

日本では、これより更に高額になると予想されます。

新型ワーゲンバス「I.D Buzz」の仕様

「I.D Buzz」とは?

I.D Buzzは、日本ではワーゲンバスと呼ばれる人気車「タイプ2」をもとに、約70年の時を経て、ワンボックスタイプのバッテリー式電気自動車として生まれ変わった車です。

Photo of an ID. Buzz parked against a hilly countryside backdrop.

@Volkswagen UK

タイプ2 1950年に登場。日本ではワーゲンバスの愛称で呼ばれる。

新型ワーゲンバスは、2017年1月、デトロイトモーターショーで、はじめて発表され、ファンから発売が待ち望まれていました。

発表の際には、「ワーゲンバスは、本来持つ自由なイメージから新時代のモビリティへと、未来に向けてイメージチェンジを図った」とそのイメージが伝えられています。

The ID. Buzz parks in front of a house with the door open to the side.

@Volkswagen UK

The ID. Buzz cockpit

@Volkswagen UK

インテリアは、液晶パネルを中心に物理的スイッチはできるだけ減らしています。まさに未来の車のデザインです。

2022年5月20日にID.Buzzの先行販売が本国ドイツとヨーロッパの主要国でスタートしました。

右ハンドル仕様の英国での販売価格は、

5人乗り乗用車仕様の「ID. Buzz Style」が63,715ポンド(約1,058万円)、

3人乗り商用バン仕様の「ID. Buzz Cargo Commerce Plus」が53,521ポンド(約889万円)です。

車両寸法は、全長4,712×全幅1,985×全高1,937mmホイールベース2,988mmとかなり大型クラスのミニバンです。

アルファード(ハイブリッド車グレードX)の車両寸法は、全長4,945×全幅1,850×全高1,935mm、ホイールベース3,000mmですので、ほぼ同等クラスで全幅はID. Buzzの方が100mm大きいです。

後輪駆動方式の電動モーターは、最高出力204ps(150kW)最大トルク31.6kgmのハイパワータイプを導入しています。

最高速度はリミッター制御により、145km/hに抑制されています。

リチウムイオンバッテリーは実用容量77kWh(蓄電容量82kWh)。

ヨーロッパでは、今秋より納車を開始します。

「I.D Buzz」の7人乗り

ID.Buzzロングホイール版がフィンランドでテストされているのが報道されています。これが待望の7人乗りモデルと言われています。

BBC「Top Gear」の記事によれば、カー・オブ・ザ・イヤーの審査会で、

フォルクスワーゲンの技術開発担当取締役 カイ グリューニッツ(Kai Grünitz)に、

7人乗りになるのか?
シートは取り外し可能で自由度が高いのか?
フロントシートは回転して多目的なインテリアになるのか?

と尋ねたところ、グリューニッツは

どれもYesだ!
と回答したそうです。

2017年デトロイトモーターショーで初公開時のイメージ写真 @Volkswagen Japan

フォルクスワーゲンは、6人乗りと7人乗りの両方を用意することを発表しています。

真ん中の列のシートが、キャプテンチェア2脚になるか、3人掛けのベンチのどちらかを選べるようになるのではないかと思われます。

2 children sat in a VW ID. Buzz

@Volkswagen UK

カナダのフォルクスワーゲンの公式サイトは、以下のようにID.Buzzを紹介しています。

ID.Buzzは、自分の好きなように道を切り開くことをテーマにしています。だから、5人乗り、6人乗り、7人乗りが用意されています。また、駆動方式も全輪駆動と後輪駆動から選ぶことができます。

Topelectricsuvは、米国仕様の予想以下としています。

全長×全幅×全高:4,981×1,984×1,951mm
ホイールベース:3,259mm
最高出力:295ps(220kW)

最大トルク:46.9kgm

(Source: Topelectricsuv)
Top Gearの記事によれば、フォルクスワーゲンの技術開発担当取締役グリューニッツが、北米モデルはモーターを2基搭載し、
MPVでは珍しい250kW(340ps)以上のパワーがあります

と発言したと書かれています。

トヨタハイエース ワゴンGL・DXのボディサイズ(全長4,840×幅1,880×高さ2105mm、ホイールベース2,570mm)より大きく
ランドクルーザーVXのボディサイズ(全長4,950×全幅1,980×全高1,925mm、ホイールベース2,850mm)に近いです。
期待されるのはアウトドアや車中泊に活用できるキャンパータイプの導入です。
フォルクスワーゲンは、ID. Buzzキャンパーの導入も発表しています。
但し、現行モデルはキャンパー仕様のGrand Californiaが販売されており、このモデルの販売が好調な期間は、急いでID. Buzzキャンパーが販売される可能性は低く、数年先になるという予想もあります。

Grand California @Volkswagen UK

VW Grand California launch at Camping, Caravan and Motorhome Show 2019

Grand California @Volkswagen UK

まとめ

7人乗りのID.Buzzは、今年の夏に米国向けモデルが発表され、米国での販売開始は2024年です。

2024年末以降にID.Buzzを導入予定の日本では、7人〜8人乗りのミニバンの人気も根強いことから最初から7人乗りを含めて販売される可能性もあると期待しています。

価格は、米国の販売価格6,000ドル(約803万円)から、さらに高いのではと予想されます。

仕様は、ロングホイールで、バッテリーを2機搭載し、機能はより高いものとなっています。ボディーサイズは、車幅など日本のミニバンよりさらに大きなサイズになりそうです。

数年先のキャンパータイプの販売も含めて、今からとても楽しみです。

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