Twitterに「不登校」がトレンド入りしていますね。
「コロナ」で学校に行けるようになった「不登校」の我が子の体験を説明していきます。
不登校の定義とは?
文部科学省による不登校の定義は、病気や経済的な理由などといった特別な事情がなく、「年間の欠席日数が30日以上となった状態」のことを指します。
「不登校児童生徒」とは「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義しています。
不登校の人数が増えたのはコロナの影響なのか?
小中学校の不登校の人数を合わせると24万5000人。
小学校中学校の不登校の人数は9年連続で増加しています。
なのでコロナの要因だけで増加したとは言えないでしょう。
ただし、グラフを見るとわかるのですが、コロナ禍で急増していることは明らかです。
不登校の人数が増えたのはコロナの何が影響しているのか?
2020年コロナの感染予防のため、学校は1学期3ヶ月近く閉鎖になりました。
その後で、クラスの半数ずつ登校する措置が取られました。
また感染すると7日間自宅待機期間があります。
これらのことが影響していると予想できます。
では子どもたちの心の変化はどうでしょうか?
やりたいことができるようになった
家にいる時間が増え、普段できなかったこと、つまりゲームや携帯が使い放題。その結果、昼夜逆転してしまった子が多数。
学校の居心地の悪さに気づいた
オンラインで授業に参加できることが分かり、いかに学校が緊張する場であるか、人目を気にしている場であるか、今の時代の子にとっては無駄なルールが多いか、自由に発言できないか、人数が多すぎているかなどに気づいた。
家庭の心配事が増えた
コロナにより、家庭の経済状況が悪くなってしまったところは多いはずです。子どもが気づかないはずはありませんね。
不登校にコロナが良かったことはないのか?
我が家はそうなのですが面白いことに事実、コロナがきっかけで不登校の子が学校に行き始めることがあるのです。
我が子は「こつこつ貯金」という保健の先生がしていた取り組みを思い出し、昼夜逆転させませんでした。
分散登校
「分散登校」というクラスの半分ずつを登校させるという方法により、クラスの雰囲気に余裕が出て発言しやすく、緊張も緩みます。また2日に一回になり学校に行く頻度も減りました。
「分散登校だったら行ってみよかな」と言い出し、それをきっかけに学校に戻りました。
受験の出席日数
コロナ感染、濃厚接触者、感染予防のための欠席、学級閉鎖などで欠席の日数を評価しづらく、受験の際、欠席日数が評価に入らなくなった(年、学校による)。
まとめ
コロナも影響していますが他に原因はあります。
子どもが変わってきていることに教育現場は追いつきませんか?