鉢植えのミモザの葉っぱが茶色になり、カサカサになってしまったら。
もしかして枯れてしまったのか?とても心配になりますよね?
枯れる理由、枯らさない対処法を調べてみました。
花屋さんから聞いたアドバイスもお伝えします。
我が家の鉢植えのミモザが枯れた?
うちのミモザ
昨年3月ごろに購入したミモザ。高さ1.5メートルほどだったミモザが、1年間経って2メートルに成長しました。
今年2月初旬につぼみをつけ始め、順調に育っているなと開花を楽しみにしていました。
水をやり過ぎてはいけないと思い、他の植物と同じように乾いてからあげることにしていました。
ただし、ミモザの植木鉢にはウッドチップを土の上に被せていたので、実際にどの程度乾いているかは見えていませんでした。
隣の植木鉢の土の状態を見て、乾いているとまとめて水やりをしていました。
2月中旬ごろから、葉っぱの色が一部茶色になったり緑色でも薄い色で乾いているように見えました。
そんな時、家族から葉っぱがカサカサで枯れているのでは?と言われました。
確かに葉っぱを触ってみるとカサカサで、もう本当に枯れてしまってのかと思いました。
あまりのショックですごく落ち込みました。
今の状態
軽く樹皮を剥ぐと、幹や一部の枝の部分は、緑色で完全に枯れていないようです。
ただし、枯れている茶色の葉っぱが増えているので、瀕死の状態に見えます。
玄関横に置いていましたが、日当たりのいいリビングからよく見える場所に移動しました。丁寧に観察するためです。
根元と葉っぱに水をたっぷりあげて、経過観察をしています。なんとかして元気になることを願っています。
ミモザが鉢植えで枯れる原因
枯れることはよくあるの?
WEBサイトで検索すると、枯れることもよくあるようです。
枯れてしまったという報告が結構出てきます。
枯れる理由は?
以下の理由があるそうです。
①水やり・肥料の不足
②根詰まり
③寒さ
④害虫
ミモザを鉢植えで枯らさない対処法
いくつかありますが、花屋さんから教えていただいたこと、WEB上に記載されていることをまとめました。
適正な水やり・肥料
ミモザを購入したガーデニングショップにお聞きしたところ、ミモザの開花前の時期はプロの方にとってもケアが難しい時期で、水やりや肥料のあげ方を慎重に判断するそうです。
開花前は、人間で言うところの妊娠中の期間にあたり、水をいつもよりたっぷりあげる必要があるそうです。
肥料は、植木鉢の土の状態によります。
仕入れ元となる農家がどのような土で育て販売していたかも判断して、適量の肥料をあげる必要があります。
つまり、植木鉢の中にある土の栄養度合なども考えて肥料をあげる必要があるとのこと。
確かに、本などを読むと、肥料のあげ過ぎに注意しましょうと書いてあります。
うちは、家にあったバイオゴールドの元肥を一握りあげました。
剪定
茶色に枯れた葉や枝はカットした方がいいそうです。
他にも手入れで書いてあるのが、開花後の剪定です。
8月ごろを目処に、枝を一部落とす剪定が必要になるそうです。
なぜならミモザが強風で枝や幹が折れたり割れたりしがちで、これを防ぐために剪定します。
支柱をきちんとつけておくことも重要です。
うちのミモザは冬の風の強い日に植木鉢ごと何度か倒れてしまって、その度に一部の枝が折れしまいました・・・。
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根詰まり対策(植え替え)
ミモザは成長が早く、根が伸びて根詰まりを起こす可能性があります。
特に、鉢植えの場合は根詰まりを起こしやすいです。
年一度、一回り~二回りほど大きくした鉢に植え替えるなどの対策をとりましょう。
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寒さ対策
ミモザは温暖な環境が適している品種です。そのため、寒さに弱いです。
置く場所は、なるべく日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。
家の壁沿いなどは、冬でも一定程度暖かく向いています。
冬の雪が降る時は室内に入れるのも効果的です。
害虫対策
カイガラムシがつきやすいです。
ミモザの葉や茎が白っぽくなっていたら、要注意です。
専用スプレーなどで駆除できます。
また根につくコガネムシの幼虫も注意が必要です。
土の中で見つけたら、駆除しましょう。
まとめ
ミモザは、育てやすい植物のようですが、開花前の水やりには注意が必要です。
この期間は十分に水をあげる必要があります。
また肥料も土の状態を確認しつつ適量をあげる必要があります。
イタリアでは、3月8日の「国際女性の日」にミモザをあげる習慣があるそうです。
日本でも、この時期に花屋さんでよく見かけます。
ドライフラワーにしても可愛いミモザ。
なんとか、元気になって復活するのを祈っています。
<ミモザ(Acacia)>
常緑小中木(樹高3〜5メートル)
開花期:2月から3月