都会での手持ち花火は、「市内全面禁止」の場所も多いので、帰省した時は楽しみですよね。
でも喘息を持っていると、花火をやっていいのか心配になります。
喘息持ちが手持ち花火を楽しむために気をつけることを挙げてみます。
喘息の子が手持ち花火をするとどうなる?
煙によって気管支が刺激され、咳き込みます。
花火の煙には、過塩素酸カリウム、炭酸ストロンチウム、硫黄、鉛、PM2.5などさまざまな物質が含まれています。
喘息の子どもは、健康な気管支と比べて軽微なアレルゲンで気管支が狭くなり、燃焼煙を吸い込むことで喘息発作を起こしてしまうことがあります。
人によっては打ち上げ花火大会でも反応するようです。
私は小児喘息で、大人になってからは薬も吸入器も持っていませんが、手持ち花火の煙を吸うと気管支が痒くなるような感覚があります。
息子は喘息で毎日薬を服用していますが、花火をすると咳き込みます。
喘息の子が手持ち花火を楽しむ方法は?
「煙が少ない」手持ち花火を選んで買う。
近年は撮影時、花火がしっかり映るように煙が少ない花火が販売されています。
また、線香花火は煙が少なめです。
近づかない
例えば家の庭でやるなら、家の中にいて、窓越しに花火を見て楽しむという方法があります。
風上に立つ
できるだけ煙を吸わないように、風上に立つようにしましょう。
扇風機をつける
1人用の小型扇風機を顔に向けてつける!
抱っこしている子どもが喘息なら、うちわであおいで煙が来ないようにしましょう。
マスクをする
マスクの穴は大きいので花火や煙からの物質を完全にシャットダウンできるわけではありませんが、マスクをしないよりは防ぐことができます。
喘息の子が花火をした後にやること
手洗い・うがいをしっかりする。
花火の煙をたくさん吸ってしまった日はまず、手洗いうがいをしましょう。
水分補給をする
水分補給をしましょう。
刺激しないハーブティーなどの温かい飲み物がおすすめです。
後になって起こる発作に注意
寝る前も油断せず様子を見る。
リラックスモードの副交感神経が優位になって、気管支が狭くなり、寝る前に症状が現われることがあります。
気をつけてあげましょう。
ホメオパシーのレメディでは アーセニカム マーキュリーがおすすめだそうです。
喘息の子も楽しめる方法まとめ
喘息は、風上に立つ、マスクをするなど対策をしながら楽しみましょう。
その後の様子も見守りましょう。
人間だけでなく、蜂や動物もストレスがかかりますので一緒にいる場合は気にしてあげましょう。