運動会 幼稚園保育園 発達が気になる子の対応や海外との比較も 

不登校

運動会のイメージはいいですか?それとも悪いですか?

私が育った地域では午前中が小学校幼稚園の運動会、午後は地域の運動会が行われて、秋の収穫を感謝しほっとする気持ちと、地域が一丸となって熱くなる気持ちとで、とてもいい思い出として私の中にあります。

運動会は子どもにとってどのような意味があるのか分かっていただけたらいいなと思います。

運動会を通しての子どもの成長

夏休み明けマジック

幼児期、「1学期は手を焼いてお話を聞くどころではなく、夏休みで休むし、こんなんじゃ運動会の指導なんてできない・・・」と担任は思います。

それが(一斉保育の園はより分かりやすいのですが、)その子たちが夏休み明け、ぐっと一斉にお話が聞けるようになってきます。

子どもたちは指導されなくても日々自分で成長しているのですね。

チームワークという意識の芽生え

3〜5歳の幼児だってチームワークという意識が芽生えます。

ルールを守らないとやり直し、自分は速くてもチームとして勝てない体験、みんなで繋ぐ、リレーだったら走順の作戦、大玉転がしや、みんなで力を合わせないとできないバルーン。こんなに小さくても、きちんと話し合いができるのです。

走らない子がいれば「どうして走らないの?」って気持ちをぶつけたり、前回は負けたから順番を変えたらどうかなと提案したり、関係をきちんと築き、お互いのことをよく知っていることが分かります。

お家ではなかなか見られない姿ではないでしょうか。

自分の心とのやりとり

運動会までの1ヶ月は、いつもよりたくさん体を動かし、繰り返し練習をします。

もちろん全員が運動会が楽しみで、やる気満々ということはありません。

早くから計画的に穏やかに指導する先生もいれば、子どもたちの演技がうまくいかず焦って感情的になる先生もいるかもしれません。

その中で、子どもたちは、期待、緊張、挑戦、疲れ、貢献、自信、不安、喜び、達成感、悔しさなどたくさんの感情を経験します。

アンカー決めだって、足が速いのは知っている、推薦もある、だけど勇気がない。そんな子が「やってみる」と言うこともあるのです。嬉しいじゃありませんか!

最終的な結果はどうあれ、自分の心とやりとりする経過がかけがえのない経験であり、集団生活の価値です。

発達障害と不登校の子にとって

Twitterを見ていると、「公開〇〇」というとても強い言葉で、行事の時みんなの前で恥をかかされる辛さを表現しているものがあります。

親や当事者にとっては本当にそのような気持ちなのだと思います。

保育者や教師は、1日の時間にして保護者と同じくらいの時間をその子と関わり、子どもは家とは違う面を見せることがよくあります。さらに重ねてきた運動会の練習でのその子の成長をよくみています。

だから「今日は参加できるかも」「保護者の方だって期待してるよね」と思い「できるだけ参加し、乗り越えてほしい気持ち」になります。

しかし、どうでしょう。保育者2人に捕まえられ、無理やり並ばせられる場面からはその子の保護者だけでなく観客だって気の毒に思ってしまいます。

そしてこういうお子さんは敏感です。いつもより緊張しますし、相手の気持ちもよく察します。

この対策としては

1、欠席してしまう。

2、事前に保護者と担任で話し合っておく。

何を話しあうかというと、お互いの願い。具体的には当日嫌がった場合でも経験させてほしいのか、子どもが一回「No」と言ったらそれを受け入れ無理強いしてほしくないのか。

 

それから不登校の子って運動が苦手なイメージがありませんか?

それは間違いです。毎年リレー選抜に選ばれるような子もいます。

日々の押し付けられた教室の雰囲気が無理なだけで、勉強の内容は好きなのです。やりたい運動会はきたりするんですよ。温かく受け入れてあげてください。

それぞれの運動会

運動会を始め、行事というのは子どもを褒めるためにあるものだと私は思っています。「あなただけ踊れてなかったじゃないの」と言いたいママの気持ちはよく分かりますよ。でも我慢してください(^^)。

運動が得意な子、勝負が好きな子、ダンスが得意な子、アナウンスが上手に言える子、隊形を覚え先頭で歩ける子、得意分野は様々です。足が速いだけがヒーローじゃないのです。褒めるところはいくらでもありますね。

これで運動会はいい思い出になるはずです

世界の運動会ってどんなの?

日本の運動会は世界の運動会とは全く違って、こんなに計画的に練習し、分刻みで行えるのはさすが農耕民族!日本人くらいじゃないでしょうか。

「sports day」「field day」と言う名前で、参加したい子だけが参加したり、小1から中3まで全く同じ距離同じ障害物走だったりします。

日本の運動会のように、公平で、ルールに則り、集団の美を追求し、時間通りに種目も準備も整う計画性、責任感、最近はさらに子どもの主体性を大切にする意図もあり、こんな素晴らしい行事はないです。

まとめ

たかが運動会、されど運動会。

楽しめても参加できなくてもそれぞれの運動会です。

 

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