世界のどこでも子は育つ〜5カ国×5人×元教員ママの子育て記録〜引越し

引っ越し9回?!でたどり着いた、荷造りの結論

一人暮らしを始めた頃からのマイルールがあります。「入れる場所があるか考えてから買う」。だからクリスマス前、子どもたちは「サンタさん来るから要らないもの捨ててね」と言われます。転勤族になって良かったのは、家にモノが溜まらないこと。把握できてないモノや場所は、うちには存在しません。定期的に(悲)引っ越しが来る生活だと、勝手にそうなります。

「え、自分でやるの?」

家を買ってからは日本にモノを残せるようになりましたが、社宅暮らしの頃は、冷蔵庫もソファも実家に送って置かせてもらっていました。引っ越しサービスの手厚さは会社によって全然違って、業者がすべてやってくれる会社の奥さんたちからは「え、本当に自分でやるんだね」「業者来ないの?」ってよく驚かれます。はい、自分でやります。さらにちびっ子を抱えながらの引っ越し、控えめに言って至難の業ですよ。

子どもの本をどれくらい持っていくべきか、別の会社の先輩ママに聞いたら「うちは毎月2、3冊、会社が子ども向けの本を届けてくれてねぇ」と。そんなサービス、うちにはありません。初めて海外に住む人や、よほど不便な赴任先の人、田舎暮らしの大きな家の人は、全部持って行って全部持ち帰る、ということもできるようです。夫の会社の家族たちは、どんなに不便な土地に行くことになってももう慣れたもの。先輩ママから賢く学びました。

船便から別送なしになるまで

最初は船便を頼っていました。数ヶ月かかるけど、重さもサイズも気にせずガンガン積めます。ただし数ヶ月経つ頃には、もう生活は大体整ってるんですよね。そこに大量の荷物がドーンと届いて、荷解きだけが地獄、というオチ。懲りてからは、現地で買って現地で楽しむスタイルに切り替え。そもそも現地のテイストやサイズって、日本の家にはあんまり馴染みません。

次の段階では、船便はやめて空輸オンリーに。アフリカ行きの船便なんて、いつ届くんだい?検査で荷物を開けられて、中身を抜かれたり、不正にお金を要求されたりすることだってあります。空輸なら、スーツケースに入らない大きさの絵や楽器も持っていけて、一番快適でした。

 

「私、日系移民じゃん」と気づいた日

ある日、家族でJICA横浜センターに行きました。素敵な庭や、世界各国の料理が食べられるレストランや図書室、国際協力の情報が集まる施設です。そこに、日系移民の歴史を伝える資料室があって、実際に使われていた引っ越し荷物が展示されていました。大きな船からさらに小さなボートに乗り換える映像もあって、荷物は驚くほど少なく、柳行李やトランクの中身は、髪を切る道具、裁縫道具、薬、砥石など、本当に必要最低限のものだけ。

それを見て「あ、私、これじゃん」って、ストンと腑に落ちました。知らない土地に渡っていく、後は現地のものと人の中でうまくやっていきなさいというメッセージをもらった気がしました。

今回のナイジェリアでは、船便も空輸の別送も使いませんでした。持っていったのは、現地の店の様子も分からないし体調が慣れるまでをしのぐための日本の調味料と、薬など。インターネットのおかげで、子どもたちの学習本も私の趣味の雑誌も楽譜ももう不要です。20年前、初めてパキスタンに向かった頃と比べたら、世界は本当に便利になったなあとしみじみ思います。

必ず持っていくものと諦めるもの

〈必ず持っていくもの〉

・出汁や味噌などの基本の調味料。抹茶の粉。よく切れる包丁、弁当箱。

・使い慣れた化粧品、薬、お気に入りのペン

・アロマオイルや楽器、Myマグカップなどほっとできるストレス発散グッズ

・折り紙やタペストリー、浴衣など日本の文化を紹介できるもの

・傘や運動靴、歯ブラシなど日本製が一番なもの

・メラニンスポンジ 強い洗剤を小さい子どもがいるときは使いたくないので

 

〈余裕があったら持っていくもの〉

・キューピーのマヨネーズ!!That`s ご褒美、マルちゃんの棒ラーメン、カレー

〈あきらめるもの〉

・日本は紙が安い。紙オムツやティッシュペーパーが3倍した国も。でも大きすぎて持っていけない。

・生理用品→まあまあの質のものが出回るようになった。

・ホットケーキミックスやプリンの素や、いろんなタレ→自分で混ぜればいいよね

 

まとめ

日本のものを全て持っていくことはできるけど、そうすると現地の様子がわからないよね。100均にある便利グッズほし〜。と戦いは続く。

さあ、今回のナイジェリアからは何を持って帰ることになるのでしょう。今のところ、お店に行ってワクワクするようなものには出会っておりません。ショッピングが楽しみじゃないってすごいとこにいるなあ、、、。

 

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